子供から学ぶ「学びの姿勢」
旭川市で整体と料理を学べるサロンであるおうちサロンあさひの藤島佑人です。
一緒に学びを深めている仲間と話していて、学びの姿勢についての話題になりました。
どんな姿勢で学ぶのが良いのか?
この講座に出て、全てを吸収して帰ろうという姿勢なのか?
はたまたただただ、自分が楽しんで帰るというスタンスなのか?
どちらも正解だと思いますが、子供の姿を見て思うことを書いていきます。
子供の学び方
子供の学び方は実にシンプルだと思います。
楽しいか?楽しくないか?
楽しいものだと何分でも打ち込んでいるが、楽しくないことだとすぐに辞める。
こんなに色々なことを楽しめているのは、見習わないといけないことだなとつくづく思います。
あとは興味があるのか?ないのか?
楽しいかと似ているが、興味があるものはすごく学ぼうとする意志が強い。
逆に興味のないものは興味がない。
見向きもしない。
いつからこういう気持ちを持たなくなってしまうのかなぁと子供を観察している。
どこかで、他人より出来ないとう自分を認めてしまうからなのか?
小学生くらいからあなたの成績は、5段階中いくらとかつけられるからなのか?
どこでそうなるかはわからない。
きっと大人の対応一つで色々と変わってくる。
そうなった時にどういう問いをかけてあげられるかで、どういう風なプロセスを踏んで考えられる子供になるかが変わってくるだろう。
だから我々もしっかり学び、子供に良き影響を与えられるような振る舞いが重要です。
いつからか学ぶことを辞めてしまう。
そんなの人生において勿体無い。
自分が大切にしていること
私が学ぶ時に大切にしているのは、誰から学ぶのかということ。
学びには時間とお金がかかる。
いくら使ったか正直わからないが、相当使っているだろう。
就職したての頃は、色々な分野を学ぶ必要があった。
どれも今後のセラピスト人生に役に立つだろうと思ったり、自分のためにならない研修会などないという考えだったので、片っ端から色々な勉強をしていた。
就職先の先輩に恵まれたというのもあり、1年目の頃から可愛がってくれ、色々な勉強会に連れて行ってくれた。
「3年目までに勉強しない奴は一生勉強しないから」と言われたのを覚えている。
色々な勉強会で知識をたくさん手に入れたのは良いが、臨床ではうまく治療できない人も多く経験しました。
8年目くらいの時に、臨床で結果を出している人から学ぶのが自分が成長する一番の近道なのではないかとふと思いました。
そこからとある研究会に参加し、良き師匠に出会いまだ勉強を続けている最中です。
いつからか変わった学び方
すごくオラオラしていた時代。
全てを吸収して帰ろうとしていた自分がいました。
ノートにたくさんメモをして、やった感じになっている自分。
知識としては残っているんだけど、うまく使いこなせない。
知識だけが増えても、頭でっかちになりがちで良くできないのは自分のせいなのに知識でうまく丸め込もうとする。
そんな人にはなりたくないと思ったりしてました。
昔の上司がそんな人ばっかりだったので・・・。
学びを深めていく中で気づいたことがあって、自分の体で体感したものが一番残っている。
そう感じるようになってから学びの方法が変わりました。
メモも最小限になり、ただその場で自分の体の変化を楽しむ。
頭には残らないかも知れないが、体には残っている。
そして、この学びが楽しい。
そう感じたから変わりました。
一緒に学びを深めている仲間も、全てを吸収してやろうとして学んでいる人を見ているのも辛い。
こちらまでその感じが伝わって疲れてしまう。
あーわかると思い。
「全部完璧に学んで帰るの」と講座が始まる前に言ってた人がいたので、「全てを吸収するなんて無理だから辞めな」と優しく言ったのを思い出しました。
まとめ
どの学び方も正解だと思います。
むしろ間違いなんてないし。
楽しく学んで入ればそれで良いのではないかと考えている今日この頃でした。
学びは楽しくが一番良いよ!