野球選手の肩の痛みとはなんだったのだろう
こんばんは!!
「5年先も10年先もより健康でより元気でいられる身体を手に入れる」がコンセプトの旭川市整体サロンあさひの藤島佑人(@seitaiasahi)です。
レラハンクス富良野BCのコンディショニングトレーナーをしています。
10月10日に「バッティングの正体とは」というワークショップを開催します。
早割は9月末までです。
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- 肩のケア方法がわかる
- 肩の痛みの原因がわかる
- セルフケア方法をしる
本日のテーマは「レラハンクス富良野BCの悠太選手のケア」です。
ふじさん
レラハンクス富良野BCに定期的に体のケアをしに行っています。
かれこれ富良野に通うようになって2ヶ月くらい経過します。
色々な選手のケアをさせていただき感謝です。
今回は、悠太選手のケアをした時のお話しです。
試合中にダイビングキャッチをして肩を負傷したようです。
ちょうど富良野伺う5日前くらいのことでした。
整骨院に行って、全治3週間くらいと診断されたようです。
肩を動かすのも、日常生活もかなり制限されて生活していました。
そんな悠太選手のTwitterの内容です。
悠太選手のTwitterはこちらから
全治3週間の診断で今シーズン絶望的どころか、着替えもシャンプーすらもままならなかったのが、藤島さんのケアを通じて、ありえない勢いで回復してきてます🦈
そんな藤島さんのYouTubeチャンネルでは他にも簡単に取り組めるワークがタダで紹介されてしまっているので見ないともったいないです(小声) https://t.co/agoluIChqT— 山本 悠太/Yamamoto Yuta (@guts9fast) September 3, 2020
今回は肩には触らずに、色々体を動かすてもらいました。
そうすると肩がみるみる動くようになって本人が一番驚いていました。
どんなことをしたか簡単にまとめていきます。
動画で施術の様子がわかりますので、動画もご覧になってください。
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☆選手のケアの動画はこちら↓↓↓
肩の痛みの原因
ダイビングキャッチをして肩を痛めてから3〜4日は炎症期であるので痛みは多少あるでしょう。
体からの反応です。
その受傷した部位を治すためにあまり動かせないようになっているでしょう。
悠太選手の場合はその炎症期をもう過ぎていたので、自分の体と相談しながら出来る運動をしてくださいと言いレッスンスタートです。
輪田選手と一緒にボールワークを体験してもらいました。
痛みのある部分は頑張った証拠である。
もうずっと言っていますが、痛みはそのように捉えています。
肩しか動かすことが出来ない体であったので、そこ以外に感覚を入れて行くレッスンをしました。
ただ仰向けに寝て、ボールを仙骨や首の後ろや、背骨や肩甲骨に入れたりして自分の体の重さを感じてもらうレッスンです。
自分で自分の体をコントロールしているので、痛みが出そうなワークであれば自分で制御することが出来るので安心安全です。
今まで頑張っていた肩以外に適切な感覚が入ると体は素直なので、肩が少しずつ動くようになってきます。
本人が一番驚いていました。
「朝起きてから全然動かなかった」、「寝るときも痛くて目が醒めることがあった」、「手の置き場がなかった」と話してくれました。
そんな話しをしていましたが、ボールワークをしている時は普通に寝たり、起きたり出来ていました。
不思議ですね。
適切な感覚が入れば、動かすシステムが変わるので体は快適になります。
肩には触らずボディワークを楽しむ
肩の状態はこの最初にやった20分くらいのボールワークである程度解決出来たので、本人が最近気になっていた足のワークを提案しました。
「股関節を使う感じが少し欲しい」、「外野からの送球の時に足で弾む感覚がもう少し欲しい」と言われたので、股関節のワークを提案。
足が変われば、肩の感じがまた変わるだろうとも思い股関節のワークをしました。
股関節と肩関節の形状は似ていますので、何か影響がありそうです。
悠太選手の背骨はどちらかと言うと反るのが得意なタイプです。
ということは股関節は内旋しやすい傾向があります。
膝と膝をくっつけて動かしている方が、なんだか馴染みのある動きのような印象を受けるのではないでしょうか。
股関節は球関節の形状をしているので、股関節の外旋と内戦の動きをすることで動きの幅が出てきます。
いつも股関節内旋方向に偏っている、股関節を外旋方向にも少し動かしていいよと感覚を入れてあげています。
動かしたことのない方向に動かすのは、最初はとっても大変ですが、徐々に感覚が入ってくると力むことなく動かせるようになってきます。
やはり大切なのはいつも感覚です。
感覚を大切にしていきたいです。
体の可能性に触れる
こうやって選手のケアをしていると、痛みとはなんなのだろうといつも思う。
悠太選手も「今シーズンはもう出場できないかと思っていた」と話してくれたが、まだ守備にはついていないが代走で出場出来るくらい回復してきている。
体のケアの方法を知らないで痛みを抱えたまま、スポーツをするのはもったいないと感じる。
皆さんの体には可能性しかない。
伸び代しかないといつも選手には言っている。
継続してケアを受けてくれている選手は少なくとも元気にプレーして、結果も少しずつ出てきている。
このボディワークに触れ合う機会をどんどん増やして、怪我をしない体を作り、パフォーマンスをどんどんあげて欲しいと思う。
体を快適に動かす方法を提案していく。
大切なのは筋力よりも感覚。
感覚がないところは、なにも起こらない。
もっと感覚を大切にしていきましょう。
絶望的だった顔がこんな笑顔になるとたまらないですよ。
本当に肩痛かったのかと思うくらい、自然に構えているでしょ?
もちろんまだ治りかけの時期なので、少しは痛みはありますが日常生活には問題ないくらいまでは動かせていました。
体には可能性しかないということをいつも学ばせてもらっているので、感謝しています。
またケアしに行った時に、色々体の可能性を感じて欲しいと思っています。
まとめ
痛みは痛い部分が頑張りすぎた証と言うことを知って欲しいです。
痛みのある部位には原因がない。
そう言う認識で人を見ていると可能性しかありません。
使っていない部分がたくさんありすぎるから。
知らない世界をしると楽しいことがたくさん待っています。
体の可能性を感じて、スポーツをしている人のパフォーマンスアップや怪我しない体作りをしていきます。