自分の身体を手で触る習慣ありますか?
「5年先も10年先もより健康でより元気にいられる身体を手に入れる」がコンセプトの旭川市整体サロンあさひの藤島佑人(@seitaiasahi)です。
- 身体を触る意味がわかる
- 手の大切さがわかる
- 手を柔らかくする方法が知れる
本日のテーマは「自分の身体を手で触る習慣はありますか」です。
ふじさん
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脳の支配領域
手は日常生活でよく使いますよね。 自分の手のひらをみて、なんで「て」って書いてあるんだろうと思ったことないですか? 目に見える分、脳の支配領域がすごく大きいのはご存知ですか?
出典:「第一次体性感覚野と運動野の脳内部位再現図」
上の図をみてわかるように、脳が支配する領域では手がかなり大きな割合を占めているのが分かりますね。
人間の脳でこんなに多くの領域を支配している手を放っておくと大変になことになるのは想像できますよね?
運動も感覚(何かを触る)においてもすごく重要な役割をします。
手にたくさんの情報を入れてあげると身体って結構変わるのです。
手の役割
何かを持ったり、何かを触ったり、温度を感じたり、素材を感じたり色々することができますよね。
かなり多機能ですよね。
先ほども話したように、手は脳でもかなりの比重を占めている部分です。
この手を普段から活用しないほどもったいないことはないですよね。
あなたの手は柔らかいですか?
「カチカチに緊張している手」
「ふわふわで柔らかい手」
どちらで自分の身体に触れると心地良いでしょうか?
答えは明確ですね。
もちろん柔らかい手で触れる方が心地よいです。
施術の上手い先生達は手が本当に柔らかい人ばかりです。
私も普段から手を柔らかくしようと意識はしています。
意識するようになって早5年。
昔よりは柔らかくなってきていると思います。
手のイメージの誤解
手はどこから動くと思いますか?
丸で囲われている中手骨という骨から手を動かすようなイメージを持つと手を操作しやすくなると思います。
身体の認識の違いってたくさんあると思うんですよ。
それを正していくだけも脳が活性化されるので変化はあります。
手を柔らかくするワーク
柔らかい手で色々自分の身体を触れるということをしてほしいので、手を柔らかくするワークをご紹介します。
- 手をこする(まんべんなく手のひらも手の甲もこすり合わせます。)
- 手を揉む(特に中手骨と手根骨)
- 指を広げ、両手の指を押し合う
- 片方の手で指を包み込み、指を反らせる
- 手指を交互に握りしめ力をいれる。組んだ上下の指を組み替えて行う
- 手をぶらぶら全力で振る
補足として、〇が手根骨で〇が中手骨です。
手をこすった時に出来た熱を利用して、目を優しく覆ってあげると目が疲れている人にも効果的です。
手を使って身体を触るおすすめの方法
普段自分の身体を触る習慣がある人は、柔らかい手を作ってからそのまま続けてもらっていいです。
普段身体を触る習慣がない人は、お風呂の入浴時に自分の身体を自分の手を使って洗うことをオススメします。
身体の不調がある時に、自分の手が届く範囲に治せるポイントがあったりします。
例えば、首が痛いとかであれば手首の親指側の骨をつまんでゴリゴリやると意外と首の痛みがとれたりすることがあります。
結構コリコリしている人が多い場所です。
自分の手を使って身体を洗ってみると、たくさん使っている場所は意外と筋肉が硬くなっていたりすることに気づきます。
意識を向けて欲しい場所は肋骨です。
肋骨と肋骨の間の隙間とかを丁寧に自分の指でなぞって洗ったりすると、すごく硬くなっているのがわかります。ここは、呼吸に関係する場所なので是非ケアの一環として行ってほしいです。
女性なら、肋骨と胸の隙間だったりブラジャーで締め付けられている場所は固くなりやすいので入念にケアしておきたいところです。
硬くなって血流が滞ったりするのも、乳がんの一つの原因となるかも知れませんのでケアは重要ですね。
人間の身体は少しでも感覚が入ると動き出すので、触るということを習慣にしていきたいです。
別にお風呂場じゃなくてもいいので、脇の下に手を入れて呼吸はどうかなと普段から観察するのも良いかと思います。
まとめ
手はすごく感覚情報を持っている場所です。
そんな手を身体の手当てに使わないのはもったいないと思います。
誰かに触られるなら柔らかい手の方が良いですよね。
子どもに触れる時も、柔らかい手の方が喜びます。 子どもの手ってすごい柔らかいですよね。
全て簡単に出来る事なので、何か出来そうなことから始めてみてください。
毎日実践していると面白いほど身体が変わりますよ。