新鮮果物の選び方~①すいか編~
野菜大好きのぞみんです。
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前回までは野菜についてお話しましたが、今回は初の果物編です。
果物編第1回目は、日本の夏におなじみの果物「すいか」についてです。
どんなすいかが美味しいの?栄養素は?
みなさんの疑問を簡単にまとめていきたいと思います。
栄養と効能
利尿作用のあるカリウムや、高血圧の解消を助けるアミノ酸の一種シトルリンが豊富で、夏場の水分補給にも適しています。
また、シトルリンには血流改善効果があり、これによって体内に蓄積した余分な水分などが体外に排出されて、むくみが改善されます。体内の塩分量を調整するカリウムも100g中に120㎎含まれており、むくみ解消に役立ちます。
赤い果肉の部分にはβ‐カロテンやリコピンが含まれており、抗酸化作用も期待できます。
旬の時期
6~8月にかけて美味しくなり、数も多く出回る時期になります。
保存方法
すいかは劣化が早く、味が落ちやすいので、すぐに食べるようにしましょう。
冷やしすぎると甘味が弱まるので、丸ごとの場合は風通しの良い日陰で、カットされたものはラップをして野菜室で保存しましょう。
冷やしすぎると甘味が半減するため、冷たいものを食べたい場合は、冷蔵庫ではなく流水で冷やすのがベストです。
よく、川や井戸ですいかを冷やす光景が見られますが、それが一番美味しい食べ方なのです。
選び方
・緑と黒のコントラストが強いものを選ぶ。
・つるがしなびていないものが良い。
・カットされたものは、種が黒く、果肉の色が鮮やかなものが美味。
・手のひらで叩いた音で味を見極めるといわれますが、熟した度合いによって音が変化し、完熟のすいかはボンボンと小気味よく響く。未熟のものは軽い音が、熟しすぎたものはつぶれたような音がする。
しかし、この手法は慣れた人や熟練した人でないと聞き分けることができません。
食べ方
皮から中心に向かって甘くなるので、放射線状にカットして中心が全員に行き渡るようにしましょう。
①スイカを半分にカット
②さらに半分にカット
③放射線状にカット
すいかの一番甘くて美味しい部分は下記の甘味の部分になります。
垂直に切り分けてしまうと、端のすいかに甘味部分が割り当たらないことになります。
これでは不平等ですので、甘味部分を均等に分けるためには下記のように中央から放射線状にカットする必要があります。このように切り分ければ、中央部分の甘味が均等に割り当てることができ、どこを食べても美味しさは同じとなります。
オススメの食べ合わせ
夏に美味しいすいか(リコピン)とピーマン(ビタミンC)の組み合わせがオススメ。
どちらも抗酸化作用があり、細胞を強化して病気を予防してくれます。
※食べ合わせとは…
野菜や果物は色や形だけでなく、味や香りもそれぞれ違います。そして、その中に含まれる様々な栄養素や成分の有用性も異なります。こうした野菜や果物の特徴や違いをうまく生かし、いくつかの食材を組み合わせて食べることをいいます。一緒に食べることで個々の食材がもつ栄養素や成分の効果が高まったり、体内への吸収率が上がったりするものもあります。
まとめ
利尿作用のあるカリウムや、高血圧の解消を助けるアミノ酸の一種シトルリンが豊富。
赤い果肉の部分にはβ‐カロテンやリコピンが含まれており、抗酸化作用が期待できる。
6~8月にかけて美味しくなる。
劣化が早く、味が落ちやすいので、すぐに食べるようにしましょう。
緑と黒のコントラストが強いもの、つるがしなびていないもの、種が黒く果肉の色が鮮やかなものが美味。
皮から中心に向かって甘くなるので、放射線状にカットして中心が全員に行き渡るようにしましょう。
次回は「かぼちゃ」について書いていこうと思いますので、是非読んでいただければと思います♪