意外と知らない肩こりの血流と頭痛の関係性を考えてみる。
こんにちは!
「5年先も10年先もより健康でより元気にいられる身体を手に入れる」がコンセプトの旭川市整体サロンあさひの藤島佑人(@seitaiasahi)です。
- 頭痛に悩んでいる人の悩みが解決する
- 肩こりと頭痛の関係性がわかる
- 肩こりに対処できる運動がわかる
本日のテーマは「肩こりと頭痛の関係」です。
ふじさん
お店に来ていただくお客さんの中で圧倒的に多い症状が肩こりです。
そこからよくよく問診をしていくと、「今は落ち着いていますが、頭痛がひどくなることも多いです」という訴えを多く聞くことがあります。
今日は肩こりと頭痛の関係性について考えていきたいと思います。
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肩こりの原因とは
脳へ行く血流量は15%と決まっています。人間の身体は恒常性を保つということは理解できたと思います。
脳への血流量が多くなると脳へ行く血流をどこかで遮断しないと恒常性が保てなくなります。
脳への血流というのは、総頚動脈と椎骨動脈が脳へ血流を運んでいることになります。
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)より引用
脳に血流が行き過ぎるのを防ぐために、総頚動脈や椎骨動脈が通っている筋肉をわざと凝らせることで恒常性を保とうしていると考えられます。
その筋肉が僧帽筋や肩甲挙筋などと言われています。
筋肉が恒常性を保つために硬くなっている状態が続いてしまうと肩こりと自覚してしまう人が多いと思います。
肩こりのセルフケアの方法はこちらをご覧ください。
頭痛の原因
1度硬くなってしまった筋肉は何か自分でケアしたりしないと早々変わるものではないと思います。
脳に行く血流を1度筋肉を硬くすることで、脳に血流が行き過ぎないよう恒常性を保つことはできるようになります。
しかし、一度硬くなってしまった筋肉は自分でケアしない限り柔らかくなることはないので、また思考が忙しくなってくると脳への血流が増えることになります。
硬くなってしまった筋肉が脳への血流を遮断し続けているので、逆に脳への血流が滞ってしまうということが頭痛の原因ではないでしょうか。
肩こりの有病者率
そもそも肩こりという症状を自覚している人はどれくらいいるのかご存じでしょうか?
自分を健康だと思っている人は85.5%いるという結果が出ています。厚生労働省平成30年度 国民健康基礎調査より引用
しかし、男性も女性も腰痛や肩こりが非常に多いことがわかりますね。
女性なら肩こりがNo1、男性なら腰痛がNo1ということがわかります。
85.5%の人は、自分が健康だと思っているのに多くの人は何らかの不調を抱えて生活していることがわかりますね。
肩こりとは
筋肉の問題、関節の問題、姿勢の問題、心因性いわゆるストレスの問題など、調べると色々なことがわかると思います。
肩こりの原因はこれですなんて言いきれるようなことはないと思います。
人間の生活背景が違いすぎること。例えば、事務職で1日中ほとんど座っている仕事をしているのか?
大工のように身体をたくさん使う仕事をしているのか?
大きく違うことは想像できますよね?
肩をたくさん使うことをしている人は肩が凝るかもしれません。
足からのつながりで肩を動かすことができている人は肩をそれほど酷使しなくていいかもしれません。
頭でたくさん物事を考えて思考が忙しい人は、頭や肩に不調がでてくるかもしれません。
今すぐできる肩こりの対処方法を知りたい方はこちらをご覧ください。
血流量の側面
人間の血液循環と血流配分というのは決まっています。
脳15%、環状血管4~5%、肝臓と消化管25~30%、腎臓20~25%、骨格筋15~20%、皮膚3~6%、骨、脂肪その他で5~10%であり、全身で100%となっています。新訂版図解ワンポイント生理学より引用
人間の身体は常に恒常性を保つようにできています。
恒常性とは、生物において内部環境を一定に保ち続けようとする働きです。
例えば、思考が忙しい人は、「あれもやらなければならない」「この後何かをしなければいけない」と脳に行く血流量が必然と増えるということは理解できますよね?
人間の身体の血流量は決まっています。
脳に行く血流量が増えてくると、脳に血流量が行き過ぎないように身体に何かをしないと恒常性が保てなくなるのです。
まとめ
肩こりの一つの要因となる血流の関係を説明しました。
血流だけが肩こりや頭痛の原因ではないと思いますが、かなり関係している要素であることには間違いないと思います。
やはり、適切な知識と日ごろから自分の身体をケアしていく習慣が大切ではないかと思います。
今後はケアの方法や対処法なども発信していけたらと思います。
本日はここまで!!
ふじさんでした。