悩ましい首の痛みに対するセルフケアの方法
こんばんは!
「5年先も10年先もより健康でより元気にいられる身体を手に入れる」がコンセプトの旭川市整体サロンあさひの藤島佑人(@seitaiasahi)です。
- 首の痛みのケア方法がわかる
- 首に触れないで痛みを解消するポイントがわかる
- 自分の今の身体の状態がわかる
本日のテーマは「首の痛みに対するセルフケア」です。
ふじさん
朝起きて首が痛い、仕事中に首が痛いなと感じたことは一度はあるのではないでしょうか?
そんな首に対する理解を深める事とセルフケアの方法を紹介していきますね。
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☆動画での解説版はこちら↓↓↓
そもそも首ってどんな構造しているの?
人間には背骨があり、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨から出来ています。 そのうちの、頸椎という関節が首と言われているところです。
〇で囲っているところが頸椎になります。
頸椎はたくさん動くことが出来る関節です。 脊柱全体の動きは表に示します。
頸椎 | 胸椎 | 腰椎 | |
屈曲 | 35°~50° | 30°~45° | 50° |
伸展 | 80°~95° | 20°~25° | 15° |
回線 | 左右90° | 左右30° | 5° |
側屈 | 左右45° | 左右25° | 左右15°~20° |
角度的にも首がたくさん動くことが出来るというのが理解できるかと思います。
たくさん動けるが故に痛みが出る
首は曲げたり、伸ばしたり、横向いたり、傾けたりしても一番動ける関節であるというのは理解できました。 実際に動いてみてください。
- 座ります
- 上を向きます
- 下を向きます
※上を向いたら真ん中に戻ってから下を向くという風にしてくだささい。
自分の身体のどこが一番動きましたか?
首しか動いていないという方も大勢いるのではないでしょうか?
わからなかったら動画を撮って自分の動きを観察してみてください。
首しか動いていない事に気づくことが出来た人はラッキーです。首しか動くことが出来ないから、いつも首に痛みが出ていたと考えられます。
背骨は全部が丸まって、全部が伸びるというのが基本的な動きです。
全部が丸まることが出来ず、首だけが動いてしまうと首に負担がかかり続けます。
首しか動くことが出来ないのに首周りをストレッチやマッサージをしてしまうと、より首が動きやすくなるだけというのも理解できますよね。
首が痛いのに首周りを更に動きやすい状態にしてしまうと、首にかかる負担が更に大きくなってしまうということを理解してください。
首に対するセルフケア
首に対するケアは、手首で行います。
昨日のブログにも書いていますが、身体の面白い法則として「自分の手の届く範囲に治療ポイントがある」という認識が大切です。
昨日のブログは肩こりのセルフケアの方法を書いています。
参考に読んでみてください。 ⇒肩こりを解消するセルフケアの方法をご紹介
首の痛みは、「手首、乳首、足首」の滞りが影響していることが多いです。
首の全般的な痛みの原因は手首にあり、手首をほぐすと60~70%の痛みは解消されると言われています。
私も経験したことがありますが、私は仰向けに寝ていて、一人が首のコリを触り、もう一人が手首の治療をする。
という体験をしたことがあります。
手首のコリコリしている部分を治療していくと、首にあるコリがどんどん取れていくのがわかりました。
私も首を触りコリがなくなっていくのを確認しているので、手首で首のケアが出来ることは間違いありません。
何か自分の身体を手当てする前に必ず今の状態を確認してください。
- 座った状態になります
- 上を向く
- 下を向く
- 右を向く
- 左を向く
※一つ一つの動作を丁寧に行ってください。
向きにくい方向をなんとなく覚えておいてください。
目印があるなら、「これくらいまで向くことが出来た」や「ここまで動かすと首に少し負担がかかる」というのをなんとなく記憶しておきましょう。
【橈骨骨膜ライン】
この親指側にある骨を親指と人差し指で挟み込みます。
挟んだまま前後に動かしてみてください。
どこかでコリコリしたものが触れると思います。
それを痛くない程度に触り、前後に動かしケアしてみてください。
親指側は首の横の痛みに対応しています。
次に紹介する小指側の尺骨のケアは、首の中央部分の痛みに対応しています。
小指側も親指側と同様に親指と人差し指でつまんでケアをいます。
骨をとらえるというのがポイントですが、コリコリしているところをみつけてケアするだけでも効果があります。
始めは少し痛いと感じるかもしれませんが、継続して実施していると徐々に痛みも減ってきます。
首の調子が良くなってきている指標としてみてください。
ケアが終わった後にもう一度動きを確認してみましょう。
- 座った状態になります
- 上を向く
- 下を向く
- 右を向く
- 左を向く
何か変化があったか確認してみてください。
多くの人にトラブルが起きやすい場所なので、是非一度触ってみてください。
まとめ
首のケアに手首を使うとは信じられないかもしれませんが、まずは触ってみてください。
かなりの人が骨にコリコリしている部分を見つけることが出来るはずです。
すぐに手が届くところでケア出来るし、時間もかけず気づいたときに実施可能なのでかなりオススメの方法です。
首の状態が悪くなればコリが出てくるし、首の状態が良くなればコリも少なくなってきます。
自分の身体の状態の指標の一つとして知っていて損はないかと思います。
まずは触ってみて、コリコリを見つけてみてください。
わからないことがあれば気軽にお問い合わせてください。
それでは、Let’s Try。