新鮮野菜の選び方から調理方法まで~③にんじん編~
野菜大好きのぞみんです。
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第3回目は、美肌を守るカロテンの宝庫、アンチエイジング力は絶大!「にんじん」についてです。
どんなにんじんが美味しいの?栄養素は?美味しい調理方法は?
みなさんの疑問を簡単にまとめていきたいと思います。
栄養と効能
にんじんは、一般的に流通している野菜の中でβ‐カロテンの含有率がかなり高い野菜として有名です。
免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くすることから、にんじんのおろし汁は咳や便秘、下痢などのトラブルのほか、肌荒れにも効くとして古くから女性たちの「食べる美容液」として愛されてきました。
β‐カロテンは脂溶性なので、油で調理して食べると効果がアップします。
また、整腸効果のある食物繊維を同時にとれる点も魅力的です。
旬の時期
秋から冬にかけてのものが甘く、美味。さらに栄養素が熟成されて含有量が増える傾向にあります。
また、3~5月頃に出回るものはやわらかいものが多いです。
保存方法
湿気に弱いので、丸ごと保存する際は水気をふき取ってからビニール袋や新聞紙で包んで冷蔵庫へ。
乾燥している時節なら、風通しの良い場所で常温保存もできます。
葉つきのものは、葉が栄養を吸収するので切り落として別々に保存しましょう。
選び方
・葉付きのものは新鮮。葉なしのものは断面の葉の軸が細いものを選ぶ。
・オレンジ色が濃く、皮にハリがあってひび割れしていないものが良品。
・緑がかったものは避ける。
・芯の部分が小さいほど味が良い。
食べ方
①水から茹でる!
にんじんは根菜なので、まんべんなく加熱するために水から茹で始めます。
ただ、溶けるほどに煮込みたい場合は、沸騰した湯に投入して、表面と芯の火の通り具合に差をつけることで、手早く煮崩れさせることができます。
②切り方で異なる食感に!
繊維質を切るように輪切りにして炒めるとすぐに柔らかくなりますし、おろしても口当たりがソフトになります。
繊維質に沿って切ると、しっかりした歯ごたえを感じられるようになります。
③栄養豊富な皮もしっかり食べよう!
豊富なβ‐カロテンは、皮の下に多く含まれています。
出荷前の洗浄作業で薄皮はすでにむけているので、そのまま調理をするか、薄くむくのが良いでしょう。
皮を剥いて使うなら皮は細切りにしてみりんと醤油で味付けしてきんぴらにするのがオススメです。
④幅広い料理で活用可能!
生食の場合は、刻んだものをサラダに加える、スティック状にしてマヨネーズをつけて食べる、などの食べ方が一般的です。
細く切ったり、薄切りにしたりして炒め物に使用することもあります。
厚めにカットしたものを焼く食べ方はバーベキューでおなじみですし、スープやカレーなどの具材として煮込むのもポピュラーな食べ方です。
キャロットケーキなどのスイーツの材料として使うこともできます。
オススメの食べ合わせとレシピ
β‐カロテンと食物繊維の組み合わせが腸の調子を整えてくれ、大腸がん予防が期待できます。
今回はにんじん(β‐カロテン)とさつまいも(食物繊維)を使った「にんじんとさつまいものきんぴら」のレシピを紹介します。
材料
にんじん、さつまいも、ごま油、醤油、ごま
作り方
①熱したフライパンにごま油を入れ、千切りしたにんじんとサツマイモを炒める。
②柔らかくなったら醤油で味付けし、ゴマをまぶす。
③完成!!
今回も前回同様、材料を切って炒めるだけの超簡単レシピです!
さつまいもが甘いので、砂糖などは入れなくても醤油だけで十分美味しく出来上がります!
今回は黒ごまを使いましたが、もちろん白ごまでもオッケー!!
お弁当のおかずやあと一品足りないという時にオススメです♪
まとめ
一般的に流通している野菜の中でβ‐カロテンの含有率がかなり高い野菜。
秋から冬にかけてのものが甘く、美味。
葉付きのものは新鮮。オレンジ色が濃く、皮にハリがあってひび割れしていないものが良品。
水から茹でる!切り方で異なる食感に!栄養豊富な皮までしっかり食べよう!幅広い料理で活用可能!
次回は「スイカ」について書いていこうと思いますので、是非読んでいただければと思います♪
前回のとうもろこしについての記事はこちらをクリックしてご覧ください。
トマトの記事はこちらからご覧ください。