左膝関節の違和感の正体は〇〇が原因だった。
こんばんは!!
「5年先も10年先もより健康でより元気にいられる身体を手に入れる」がコンセプトの旭川市整体サロンあさひの藤島佑人(@seitaiasahi)です。
- ひざの痛みはひざに原因がないとわかる
- 筋トレでは解決しない
- 背骨の動きが重要
本日のテーマは「ひざ関節の違和感の正体」です。
ふじさん
この前の合宿に参加した時の話なのですが、歩いていて方向転換する時に膝の違和感があったのです。 自分では全然気づくことが出来ませんでした。
このまま気づくことが出来なかったら、日常生活で常に膝に負担をかける生活をしていると思うとゾッとします。
膝の違和感に気づくことが出来なかった身体
左に回る時にずっと違和感があった私の左膝。
普段歩いている時には全く気付くことが出来ませんでした。
このまま気づけなかったら、トイレに入るために左に回る時、階段を上がろうと左に回る時、朝起きて部屋から出るために左に回る時など全ての動作で左膝に負担をかけていることがわかります。
日常生活において歩いたり、何かの動作をしようと思ったら左に回るなんてことたくさんあります。
その都度左膝に負担をかけていたと思うとおそろしいことですよね。
仲間が私の身体の治療をしてくれました。
簡単な検査
椅子に座った状態で後ろを振り向く、立った状態で後ろを振り向く、椅子に座り肩を掴んだ状態で後ろを振り向く、手の上下を変えて後ろを振り向くという簡単な検査を行いました。
椅子に座って振り向くとなると、坐骨の体重移動が必須になってきます。
しかし、左坐骨を感じることが全くできません。
左坐骨を感じることが出来なかった記事はこちらからご覧ください ⇒坐骨で座ることの難しさ~自分の左坐骨が行方不明~
腕を組んで振り向く際に、右手が上だと振り向きやすいのですが、左手が上だと急に振り向きずらくなりました。
普段から習慣的に使っていない部分がばれてしまいました。
右手を上に組むと、右肩は下がって、右に身体が少し倒れて、左肩が上がるという反応が出るのですが、手を組み替えると、肩の位置も変わらない、左に身体が倒れるわけでもないというような身体の反応でした。
考えられること
左に回る時は左肩が下がって、右肩は上がります。
でもそれが出来ない身体なので、左に回ろうとしても、左肩を下げることが出来ない。
なので左肩が下がらない代わりに、左膝がたくさん頑張って左に回ることをアシストしていたと考えられます。
では、左膝にある違和感というのは左膝に全く問題ないということはわかりますか?
左肩が下がるようになれば、左膝にかかる負担が減ると考えました。
レッスン
実際にやってもらったことは、右を下にした横向きの姿勢になりました。 そこから何をしてもらったかというと・・・
- 頭を持ち上げたり
- 左足を持ち上げたり
- 手で頭を支えて、頭を持ち上げたり
- 頭と足を同時に持ち上げたり
するような運動をしました。
ゆっくりと無理なく、疲れたら休むというような強度で筋トレにならないように気を付けながら動きました。
左肩を下げるという目的ではなく、左胸がしっかりと縮むことが出来れば自動的に左肩も下がってくるだろうと思ってレッスンしてもらいました。
はじめてやる動きなので全然うまく出来ないのです。 でもうまく出来なくていいのです。
その出来ない感じをしっかりと味わうことがとても重要なのです。
自分の身体はこんなことすら出来ないのだと楽しく身体を動かしていけば良いのです。
出来ない動きはしっかりとアシストしてくれますので。
でも、本当に感覚のないところはどのように動かして良いのか全くわかりません。
そこがうまく動かせるようになった時に、いつも頑張っているところが働かなくて良い身体に変化してきます。
左膝の違和感は左膝の問題なのか
結果として左回りの時にあった膝の違和感はまったくなくなりました。
やったことはとてもシンプルです。
でもしっかりと違和感はなくなりました。
ここで、膝が痛いから膝の動きをもっと良くしようという視点しかもっていないところで施術してもらってしまうとおそろしいことになりますよね。
普段頑張りすぎてしまっている膝を更に動かしやすい状態にしてしまう。
膝に更に頑張って働きなさいと言っているようなものですよね。
一時は痛みや違和感はなくなるだろうけど、すぐに元に戻ってしまう原因が分かります。
だって膝には全く原因がないのですから。
根本となる原因が間違っていたら、膝の違和感はとれるわけないですよね。
私が実践しているボディワークでは、このような視点を持って施術やレッスンをしています。
まとめ
膝の違和感というものを自分自身が経験して、施術してもらったことによってみるべき視点やポイントが増えました。
膝の違和感だからと思って膝に執着していたら、この違和感は消えることなく日常生活を過ごしていました。
このような身体にある誤解にいち早く気づき、自分でケアしていくことを目標に施術に取り組んでいます。
早くこのような視点に気づき、自分の身体をケアしていける方法を皆さんに知ってほしいと思っています。